潜在意識の罠にはまるな
新しいことを始めても続かないことがありますが、
それは潜在意識を上手く利用できていないからです。
潜在意識とは
自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識、
のことです。
たとえば、ダイエットをしようと頭では決意しても、
潜在意識は、今の体重をキープしようとします。
結果として、運動や食事制限を諦めてしまう。
ダイエットに関わらず、お金持ちになりたい、モテるようになりたい、
という意思とは裏腹に、
潜在意識は"今をキープしようとする"のです。
潜在意識にとっては、太っていても痩せていても、
お金持ちでも貧乏でも、優劣はありません。
ただただ、今をキープしようとする。
普段やらないことをやるとソワソワするのは、潜在意識が慣れていないからです。
新しいことを初めて自分を変えるには、
潜在意識まで変える必要があるのです。
潜在意識に影響を与えるのは"行動"です。
たとえば、ダイエットのために、ランニングを始めたとします。
3日連続で続けると、とてもしんどくてもうやめたくなるでしょう。
ここが、続けるためのポイントです。
今、意識(ランニングをして痩せたい)と潜在意識(ランニングをやめて太ったままでいたい)が綱引きをしている状態です。
だから精神的にも苦しいのです。
ここを意識して我慢することで、潜在意識が少しづつ、ランニングしている自分をキープしたい
という方に動いていきます。
そして、潜在意識が完全にランニングをして痩せる自分、になれると、
今度はランニングを止めてしまう方が気持ち悪くなるのです。
つまり、習慣を変えると潜在意識の抵抗にあいますが、
行動を続けることによって、潜在意識ことを変えることができるのです。
潜在意識の抵抗にあっている苦しい時期を
いかに意識して続けるか、がポイントになります。
始めたばかりの頃が一番しんどく、
慣れれば楽になることを意識できれば続けることができるはず!