努力自体には意味がない
意識高い系の方々が自分の努力をSNSや会話の中で声高にアピールするのを聞くと、
努力自体に意味あるの? と思います。
僕は逆に、努力をしなくても上手くいくようにすること、
を意識しているので、必要以上に頑張っている人を見ると、
やり方が悪いんだろうな~、そのエネルギーを効率よく使えばもっと成果が出るだろうな~と思ってしまいます。
当然ですが、頑張るのはパワーを消費します。
体力も脳のエネルギーも、いっぱい使う。
エネルギーは有限ですから、ちょっとした成果を出すことにいちいちフルパワーを注いでいては、エネルギー切れを起こしてしまい、
トータルの成果は期待できません。
しかし、みんな努力して何か達成したという爽快感、が好きなんでしょうね。
そっちを優先しちゃうんでしょうね。
だから努力することを正義としてしまうんですね。
でも、本当に大事なのは、エネルギーがない時も、調子の悪い時も、
気分が乗らない時も、二日酔いの時も、安定して成果を出すことです。
そのためには、エネルギーを使わず成果の出る、仕組みを作ることです。
まず、毎日やることをピックアップします。
例えば、下記とします。
・朝の準備
・通勤
・会社で仕事
・部屋の掃除
・ジムに行って運動
・英語の勉強
これを努力家の人に語らせると、
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6時半に起床、
仕事でプレゼンがあるために見栄えのいいシャツとネクタイを選ぶ。
必要な資料とバックアップのデータを鞄に忘れずに準備して、
満員電車で1時間半かけて9時に出社し、バリバリ仕事。
退社後、英会話教室で1時間のレッスン。
9時からジムに行き、筋トレとランニングとスイム。
12時に帰り、部屋の掃除をしたあと、1時半に就寝。
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と、なります。大変そうですね。
しかし、それぞれの事をなるべくエネルギーを使わないように考えるのです。
・朝の準備
→服のバリエーションを減らして服選びに使うエネルギーを節約。
似合う服数種類だけに絞って、何枚も買っておく。
→鞄の中身を減らす。(私の場合は手ぶらにしている)
・通勤
→職場の近くに住んで通勤時間ゼロにする。もしくは自宅を職場にする。
・部屋の掃除
→ルンバとブラーバに任せて自動でやってもらえばいいんです。
・ジムに行って運動
→家や職場の近くのジムを選び、気軽に行けるようにする。
・英語の勉強
→英会話教室に通わなくとも、スカイプ英会話で自宅でらくに出来ます。
その場合、こうなります。
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朝6時半におきて、スポーツウェアを着て徒歩で3分のジムで運動。
いつもの服を着て、家から徒歩3分の会社に手ぶらで8時半に出社。
必要なものは全て会社に置いてあるし、なければ歩いて家に取りに帰ればよい。
6時に退社して、デート、ディナー。
11時に帰宅、寝る前に30分、スカイプで英会話。12時に寝る。
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やってることは同じで、後者は空いた時間にデートまでしているのに、
すごく楽そうに見えます。
事実、成果は同じ(もしくは後者の方が大きい)で、
使ってるエネルギーは後者の方が少ないのです。
本当に努力をすべきは、楽に成果を出せる仕組み作りですね。