知的好奇心を養うには
少し古い記事だが、知的好奇心についての記事の中のデータが
すごく腑に落ちた。
知的好奇心は、自己の成長に欠かせないものだ。
新しいものを知りたいと思い、経験することで成長する。
結果として知的好奇心の大きさは、年収、モテ度、センス、
ひいては幸福度、全てと関連があるように思う。
記事の中では、日本人の知的好奇心が低い原因は学校教育制度にあると指摘しているが、会社の構造にも問題があるだろう。
日本の大企業ではいまだに終身雇用制度が根深く残っている。
現実はほぼ破たんしているのであろうが、未だ終身雇用神話を信じている。
転職を繰り返すより、同じ会社にい続けた方が収入が多くなる確率が高いため、
自ずと同じ場所に居続ける。
同じ職場、同じメンバー、同じ仕事、
なるべく変化を避け、これらを淡々と繰り返すことが収入に直結しているのだ。
心の底では退屈と感じながらも、ゾンビのように同じことを繰り返すのだ。
これでは知的好奇心は枯れて当然だろう。
例えば、子育てに置いて知的好奇心を育てるには、
幅広い経験の機会を与え、興味を引くものに触れさせること
が良いとされている。
大人であっても同じであろう。
知的好奇心を大きくするには、新しい経験をする必要がある。
新しい仕事、新しい家、新しいスポーツ、新しいお店、新しい彼女、
まあなんでもいいけど新しい経験できるように意識的に行動することが必要なのだ。
それを端的に表した大前研一の言葉がある。
"人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。"
そしてこう締めくくられる。
"最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。"
その通りだな、考えるだけでなく、すぐにワクワクする行動をしよう。