楽しい余生の過ごし方
今後、人々はどんどん暇な時間が増える。
これは疑いようのない事実だ。
AIや自動運転はここ10年で生活に浸透する。
スマホが普及したこの10年、いや、それ以上のスピードでこれらの技術は生活を変えていく。
これまで人間がやっていた作業、車の運転などは全て自動化され、効率も良くなる。
移動時間がまるまる暇な時間になるのだ。
人々が人生を費やしていた労働から一部解放されて、暇な時間、自由な時間が増える。
今は実感のない人も、10年後振り返ると、実感できるだろう。
10年前にまだほとんどの人がスマホを持っていなかったのに、
今ではスマホなしの生活なんて考えられないのと同じように。
つまり、10年後、楽しい生活を送るには、
余暇に何をするか、暇な時間をいかに楽しむか、が重要になる。
ダニエルピンクが10年以上前に提唱した世界が20年後にやってくるのだ。
そして、その余暇の過ごし方が、
またテクノロジーのおかげで、変わっていく。
旅行の風景をYoutubeにUpすれば、それを見て楽しむ人がいる。
消費と同時に供給を行っていることになる。
趣味の手芸品を売る、音楽を作って公開する、本を出す、
これらのハードルがどんどん下がっていく。
誰もが、消費者且つ提供者として過ごせるようになるのだ。
好きなことをして、それをシェアして暮らせる、ようになる。
変化は日々の生活の中でなかなか気づかないスピードで、
しかし着実に訪れる。
それに気づいた奴から始める。
少し先を生きたいのであれば、すぐに好きなことを始めよう。