AIが変える世界
ふらっと本屋に行ってみましたが、
もうなんか選ぶのが面倒になってますね、脳のしくみから。
その点Amazonなんかが、いいかんじに脳のツボを刺激してくれる本をリコメンドしてくれるので、ついついそっちで買ってしまいます。
ごぞんじの通り、Amazonで本をリコメンドしてくれているのは、AIです。
裏で人間が手を動かしているわけではありません。
AIが自動で、ユーザーの過去の購入履歴から、
欲しそうな本をいい感じに並べてくれるのです。
人間が、売れ行きをマスで把握して分析し、
ポップを書いて売れそうな本をリコメンドしていた本屋は絶滅しつつあります。
アパレルなんかも、今はまだ店員さんがお客さんの嗜好を把握して、
好きそうな服を進めてくれますが、Zozoタウンなんかが体形データまで把握したうえで、気分にぴったりな服を進めてくれるようになっています。
AIによって、ユーザーの好きなもの、は、
どんどん正確に分析されて、どんどん早くお届けされるようになりました。
中間マージンを取っていた仕事がなくなるのと同時に、
クリック一つで次から次へと、すぐに欲望が満たされる世界が実現するのです。
AIのおかげで人々の消費意欲は刺激され、生産性も向上します。
AIによって生まれた利益のお恵みはどのように分配されるのでしょう。
まずAIを利用した企業、経営者の利益はより大きくなるでしょう。
欲望を満たし続けるために走るラットのような消費者には、たとえ職をAIに奪われてしまっても、ベーシックインカムのようなモノが導入されるでしょう。
また、サービスの価格が下がることで、お恵みを得るでしょう。
ラットの消費者は、ベーシックインカムの限界まで刺激を満たす消費を繰り返し、それがさらに市場を大きくします。
一生、目の前のリコメンドされるもので絶えず刺激を受けててハッピーな消費者、
そこから得る利益が大きくなりハッピーなビジネスオーナー、経営者。
消費では飽き足りない人は、どうぞ自分でクリエイションを。
AIの発展は誰にとってもハッピーなのです。