Playful Life

生きる技術

最短距離

生活のために「やらなければならない」ことは沢山ある。

朝の準備、仕事、掃除、洗濯、日々の支払いなどの雑務。

それらを潤滑に進めるために、さらに「やらなければならない」ことが増える。

そして生活の殆どが生活のための行動で満たされる本末転倒。

これは思い込みが産んでいるのではないか。

 

例えばお金。

お金を稼ぐため、例えば労働をしてお金というリターンを得る。

実はお金は媒介物であり、目的ではない。

目的はその先にあって、お金と交換に得られるものこそが目的。

ワクワク、便利さ、快適さ、自由な時間。

お金という媒体を使わずにそれが得られるならソッチのほうが早いのに、

まずはお金が必要だと思い込み、

お金を得るために「やらなければならない」ことを自分で増やす。

いつの間にかお金という媒介物を得ることが目的にすりかわり、

その先の本当の目的を忘れて、それを考える時間さえもなくなっている。

長年の準備期間、仲間なども同じだ。

すぐに走り出せば、その中で本当に必要なものがわかってくるはず。

 

この瞬間に一番ワクワクする目的に向かう。

本当にそれにお金が必要だろうか。準備期間が必要だろうか。仲間が必要だろうか。

一度「やらなければならない」ことを忘れて、立ち止まって考えてほしい。

そのような媒介物を介さずに、今すぐ、最短距離でやれることのほうが多いはずだ。

 

「やらなければならない」という思い込みを捨てること、

これが「やりたい」ことをやるために大切なことだと感じている。