スモール・トライ&エラー
成長のためには実験と失敗は必要なことは疑いようのない事実である。
特に、変化の激しい現代では、人は素早い成長と適応が求められる。
いつの時代も適者生存である。
ビジネスの世界でも同じだ。
現在、世界をリードしているのは、Google, Facebook,Amazon,Appleなどのソフトウェアがメインの会社ばかりだ。
短いサイクルで製品を開発し、顧客のフィードバックを得てすぐに修正が可能だ。
PDCAサイクルを早く多く回せるのだ。
日本企業は、長年続いたソフトウェア開発を下請会社に丸投げする産業構造から、競争力のあるソフトウェア産業を育てられず、ハードウェアがメインの自動車メーカーや電機メーカーは数年サイクルの開発構造から抜け出せず、存在感をみるみる失っている。
そんななか中国の深圳のメーカーなどは同じ地域で部品の調達から設計、製造まですべて行い、HWの開発サイクルを劇的に短くして、世界の変化のスピードに対応している。
トライ&エラーのサイクルを見るだけで、今後どこが成長するのかは一目瞭然だ。
しかしそんな社会背景はさておき、
個人としての成長のために、試行回数を増やすべきだと考えている。
だが、誰しもエラーは避けたいものだ。
頭で考えていると、”やらない理由"は無限に出てくる。
そのやらない理由を作っている間に、時間は過ぎていき、
そうこうしているうちに、背筋は曲がり、ちんこは立たなくなる。
"やらない理由"を作り出した背景すらも変わっている。
まずは考える前にやることだ。
今日できることの中で、一番大きくて、ワクワクすることを。
成功するかどうかはどうでもいい、失敗しても経験値は残る。
大事なのは、経験値がたまるトライをすることだ。